ワイの毎日

ぼやきとか買い物とか。

作家的買い物

 作家の買い物エッセイが好きだ。

 

いきなりなんなんだ、と言われそうだが作家(物書き)の買い物エッセイが好きである。

他人の買い物は興味深い。

ファッション誌でよくある(最近はないのか?雑誌読まないからなあ)鞄の中身特集は人気だと昔聞いた。

youtubeやブログやインスタで公開している人も多いので鞄の中身はやはり気になるんだろう。

 

 そしてその派生が買い物だと思っている。

作家なんてお金持ちばっかだろう、マネなんてできねーよと思う人も多いと思うが大抵の作家は慎ましく暮らしている(はず)なので私らと変わらない気がする。

そんな私が読んだ買い物エッセイをご紹介しよう。

 

原田宗典のエッセイ。原田マハの実兄でもある。

amazonのレビューを読んだら「買い物エッセイじゃねー」と書いてあったがエッセイだと思うんだがどうでしょう。

90年代は積極的に動いてたが00年代からは活動もかなり少なくなりスキャンダルも多いので家族の話を読むと複雑な気分になる。

 

 

去年亡くなった山本文緒さんの作品。

買い物についての描写が結構あるので挙げてみた。

恋愛エッセイっぽいタイトルだがどちらかと言えば日常感の強いエッセイだと思う。

個人的に山本文緒さんは二面性がかなり強い人だったと思ってるのでその面がエッセイだとわかりやすい。

 

 

最後は買い物エッセイを全面的に出している作品。

山内さんは同世代ということもあって加齢におけるファッションの苦悩がリアルにわかる。

購入したものが若干高価だが理由があってこうなっているのでその辺は目をつぶる。

(某漫画家みたいに連載とはいえ宝石を買ったわけではないので)

 

他人が買ったものは良くも悪くも気になってしまうので作家の買い物は面白い。

スタイリストや芸能人だって十分面白いが、やはりお金持ってるし、とか余計な思いがくっついてしまう。そして作家は衝動買いしてもその言い訳(?)がまた面白かったりする。

もっとあってもいいような気がするんだが、私が知らないだけで沢山出版されてるのかな。

暇なとき探そう。(そして忘れる)