前回に続き、個人的な感想&ネタバレありますので未読の方、狂信的なファンの方は読まない方がいいと思います。
あくまで個人の感想です。
本屋に行ったらちょっと惹かれる本が文庫で並んでいた。
どんなんかなあーと思って読んでみたがかなりきつかった。
無理。無理。
主人公は某漫画の某主人公のお方なのかと思ってしまった。
いや、正直主人公の方がタチが悪いかもしれない…
主人公が嫌う(見下してる?)作家も店長も先輩も後輩も「欠点があってもそれも人間だよな」と私はぬるく見ていられたが主人公がどうにもこうにも受け付けなかった。
主人公が私よりも若いからそう思えるのかと思いきやもっと若い後輩がいる。
この後輩のほうがしゃんとしてる気がするんだが…
ここまで理解できない主人公が出てきたのはこれ以来かもしれない…
10年近く前に読んだけど理解できない人物No1として不動の位置にある一冊。
主人公心理を理解するために本を読んでいるわけではないんだが、心理描写や設定が薄っぺらすぎるとなんでそうなるんですかと思ってしまう。
己の能力を勘違いした主人公が暴走するならそれで構わないんだが、それもなかったしただ店長への不満を綴っただけの作品に思えた。
店長への不満の理由も結構薄いので説得力がなかった。
なんだろうなー
読んでて不快な文章がずっと続いていた印象。
毒を吐く割には何も行動しないでぬるま湯に甘んじてるようにも思えるし。
(大抵の人がそうだと思うけど)
本屋で働いたことないけど、この人が嫌いな作家を買ってたら裏でめちゃくちゃディスられそうだなあとも思った。(これが一番の感想)